今のきもち
冷凍食品やインスタントラーメンなどがおいしくって、ここんとこずっとそれらを食べている。
材料をいちいち買って、切ったり焼いたり煮込んだり盛りつけたりがおっくうでしかない
そうして作りすぎたり食べきれなくなったときはラップをかけて冷蔵庫に保存するんだけど、いつの間にか腐っている
冷凍食品やインスタントラーメンは、チンボタンを押したりお湯をそそいで数分待つだけで、終わる
発明した人はほんとに天才だな
今日も ろくに就職活動せず
トムヤムクンヌードル(大好き)をズルズルズルズルよろしくやっていた
学校は就職活動は基本ほったらかしなので
しかしクラスの皆はめちゃ動きまわっている
私は置いてけぼりをくらい 焦っていた しかし 反面 ウキウキもしていた
県内で希望の職種に就けなかったら、東京に行こうと思っていた
東京でシェアハウス的なところを借りて、macとペンと紙と少しの服だけ持って暮らそうと思っていた
昨日はペイントソフトをダウンロードして、試し書きをして遊んで、
youtubeで昔のアニメをして、ほんの少し自分の部屋を掃除して終わった
どうにでもなれという気持ちが日に日に強くなっている
助けて
もうそんな季節
アホほど勉強をして受かった高校は11ヶ月通って中退した
2ヶ月ほど狂った生活を送って、別の高校を受験し合格し入学し卒業した
大学に行きたかったけど専門学校に入学 そして来年の今頃には卒業をしている
私の体感速度とは別に季節は一定の速度で 私の寿命を奪っていく 私は焦っていた
しかし私は焦っているけど何も変わらなかった あっ メガネをそういえばかけるようになった。
学校の授業ではずっとMacintoshと向き合ってなにかを考えたりカチカチしたり印刷ボタンを押しまくってプリンターにキレたり
それ以外はiPhoneをてつてついじったりしている(Twitterはみんな面白いことを言うのでたのしくてしょうがない)
おかげで2.0と1.5の視力は0.8と0.2になった。
右目は小さい頃 酔ったパパにグーで殴られて以来斜視になった。気を抜くと左は正面を向いているのに、右目は内側に寄っていってしまう。
今は学校の春休み。あと1週間で終わる。
はじめの頃は作品を作ったり、実用書読んだりめちゃ頑張ってたけど、最近はだらけてきて、もう何もかもどうでもよくなってきた。
春休みが終わって就職活動をする。
ちょっと前までは私がスーツを着て、働いているとこなんて想像もできなかった。
しかし今私はリクルートスーツをハンガーにかけて部屋の一番目立つところにひっかけている。
金髪でぐりぐりの巻き髪で、派手な花柄のワンピースにつけまつげつけて音楽を聴きながら踊っている私は 写真にしかもういない
バーで働きながら、私は制服の頃を思い出して、ああ あのときああすりゃよかったなと後悔していた
お客さんに「ねえねえ、死体の写真見せてあげる」といわれ死体の写真を見せられる
ずっとこのまま 変わんない気がする
今は黒髪でおかっぱにしてメガネかけて それでもときどき花柄のワンピースにつけまつげつけて音楽を聴きながら踊ったり 笑ったりしている
バーをやめて、また別のところで働くことにした
私の精神年齢はずっと 16歳くらいで でも30歳になっても変わんなかったら嫌だなとは思うけど たぶんずっと同じことをしてそうな気がする。
人はそんな簡単には変わんないし変われないから、どこへ行ってもあなたはあなただよと 辞めた高校のうんこ教師に言われた 全くその通り
いいこと言ったつもりなのだろうか
就職ができんくてもしたいことはたくさんあるからいいと思う。
ラーメン食べよ
いたずら電話をかけるのにハマった
昔 ひとりも友達がいなかった
学校に行っても話し相手がいなくて、休み時間はずっと机に突っ伏して寝たフリをしたり、本を読んだりして過ごしていた
朝起きて、学校に行って、家に帰って、寝るまで誰ともしゃべらない日が続いた
私は話すのが苦手で、吃ったり、言葉が思いつかなかったり、人の目を見るのが本当に難しかった
クラスの子の話題といえば流行りの音楽や、誰と誰が付き合って別れてといった噂や、先生の悪口だった
私は流行りの音楽や恋愛に興味がなかったし、(恋愛自体はしたかったけどブスだし一生ひとりだと思った)先生の悪口を言えるほど関わってはいなかったから、クラスの子と話すことがなかったのだ
まあいいか、ラクだし 、って思ってたけど、
夜ひとりで好きなバンドの音楽を聴きながらふとんをかぶると、涙がこぼれた
この生活は変わることはなかった
私は毎月お小遣いを700円もらっていたYouTubeで好きな音楽を聴くか図書館で借りた本を読むぐらいしか趣味がなかった私はそれでじゅうぶんだった
ある日の帰り道、通学路をはずれてなんとなく駅へ向かった
田舎の駅だから人はいなかった
駅周辺にはふらっと入れるような喫茶店とかはなくて、オフィスビルがポロポロ建っているだけで、私はふらふら駅の周りを歩いた
ふと、公衆電話ボックスを見つけ、中に入った
ヤミ金やテレクラ?みたいな治安の悪い貼り紙だらけのボックスは、なぜか落ち着いた
タウンページが置いてあった
目をつぶってペラペラめくって、てきとうなとこで指を挟んでとめて、そこに書いてあった番号に電話をかけてみた
毎月もらっていたお小遣いをいれて、ドキドキしながら電話をかけた
よく行く本屋さんに繋がり、もしもし、なんとか書店です、と返ってきた
私は、あの、なんとかって本置いてありますか、と言った
なんとかって本はとっさに頭の中で考えたてきとうなタイトルだ
うーん、出版社や書いた人の名前は分かりますか?ときかれた
私はわかりませんと答えた
ゴメンなさいって叫んで切った
一呼吸置いて、またタウンページにのっていたてきとうなとこに電話をかけた
ふつうの家につながった
もしもし?
って男の人の声で言われて、
私はあの、こんにちは、エッチしたいんですけど、って言った
どうしてこんなこと言ったのかわからない 中学生男子みたいだと思った(中学生だったけど)
そしたら相手、黙り込んで、しばらくしたら、私の居場所をきいてきた
今どこにいるの?って
私はドキってして、
あ、なんとか駅の公衆電話ですって正直に答えた
いまからそっちに行くで待ってて、
って言われた
私は急に怖くなって、だけど、ハイって答えた
電話を切って、3分くらい待ってみて、やっぱり怖くなって、 そこから全力で走って家に帰った
とりもち
この写真いつ撮ったか覚えてないしそもそも本当に自分が撮ったのかわからないけど気に入っている